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紫陽花の挿し木

6月の下旬に知人の農園へ行ってきました。
農園の主であるMさん、以前は教師をしていましたが、定年を機にご主人の実家である今の土地に移住し暮らしています。
広大な敷地には、果樹園、ハーブ園、野菜のハウス、畑、田んぼにカフェ。
果樹、ハーブ、カフェはMさんの担当です。
6月はマルベリーやスモモが実り、収穫やジャムづくりの真っ只中でした。
「追われる生活から離れたくて今の暮らしを選んだのだけど、今も追われているわ」
そう言って笑うMさんは、どことなく嬉しそう。

農園の一角にある、通称「紫陽花園」。
Mさんお気に入りの場所です。
背の丈以上に成長した数種類の紫陽花が風に揺られています。
「挿し木に挑戦してみる?今の時期の紫陽花は元気だから、きっと成功すると思うわ」
とのお言葉に甘えて、白いカシワバアジサイと赤紫のガクアジサイの挿し木をいただきました。

挿し木に使う土は鹿沼土(かぬまつち)。
有機質や肥料分はほとんど含まれていない軽石の仲間です。
保水性や排水性・通気性に優れていて、酸性土壌を好む植物の栽培に向いています。
葉からの蒸散作用を抑えるため、茎の一番上の葉っぱ1枚を残して、下の葉っぱは切り落としていきます。
あとは、乾燥しないように朝夕の水やりを忘れずに。


頂いた挿し木をそのまま鉢植えへ。
この後、不要な葉をカット。


1ヶ月後。
新しい芽が出てきました。


切り花もいただきました。
何年か先には、我が家でも見られるかな。

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